スキマ時間で英語学習するコツ6つ【社会人にのみ効果的！】

2020-09-062021-02-13

仕事に会食、家事に家族との時間・・・さまざまな予定に振り回されて、忙しい社会人は少なくない。

そんな忙しい毎日の中で英語の勉強を頑張る人は、「どうやって勉強の時間を確保しよう」、「どうやって英語学習を継続しよう」と悩むこともあるだろう。

今回はそんな忙しい社会人がスキマ時間をムダにしないで、英語学習を進めるコツを紹介している。5分や10分の短い時間も効率的に利用すると、英語学習のさらなる効率化の手助けとなる。

社会人はどのくらいの時間英語を勉強しているのか？

あー英語出来たら今頃・・・なんて考えたことはないだろうか？

• TOEIC800点以上取って、転職の可能性を広げたい！
• 英語力アピールして、給料アップの近道を見つけたい！
• 英語出来るようになってモテたい！！
• 彼女と行く海外旅行でカッコイイところを見せたい！！！！
• いつもマウンティングする同級生を見返したい！！

社会人になると一度はこのような英語勉強しておけば良かったという場面に出くわしたことはないだろうか？私もまだまだ英語勉強中の身なので、未だに「もっと勉強しておけば・・」と思う機会には多く出遭う。

ある調査によると、TOEIC800点を超える学習者はそれ以外の人の週平均約2時間の約3倍となる週平均約6時間を英語学習時間にあてている。(参照元：ビジネスパーソンの職場での英語活用や、英語に対する意識についての調査)。

スキマ時間の英語学習のコツ　6つ

スキマ時間を活用した英語学習にはいくつかコツやNGポイントがある。闇雲にテキトーに学習しても効率は上がらず、時間のムダになってしまうので注意してほしい。

英語学習の目標を設定

スキマ時間は短い。そのため、その短い時間に一番自分が必要としている勉強をするのが大切になる。そこで、目標の設定はしっかりしておくのがオススメだ。

目標設定がなければ、目指すゴール・自分の今のレベル・最適な学習方法があいまいになってしまう。非効率的な学習を避けたければ、目標設定は絶対必要だ。

スキマ時間の見つけ方

そもそも、スキマ時間とは一体何なのか？どこに転がっているのか？

あなたの平日1日の生活スタイルを一度思い起こしてみてほしい。気が付いたらスマホをいじっていたり、何もすることがなく暇を感じる瞬間はないだろうか？

社会人はとても忙しい。痛いくらいよく分かる。とは言え、こういう例のような活用できる時間がどこかに転がってないか一度思い返してみてほしい。

手がふさがっていても、耳が使えるし、5分もあれば簡単な復習を実施することは可能だ。スキマ時間で最もよく挙げられる通勤時間だが、往復約100分あれば、年に300時間以上(12.5日分！)は捻出できる。

スキマ時間の勉強方法を決めておく

自分のスキマ時間は把握している。けれど、その時間に何をすればよいのか迷うことはありませんか？筆者自身はそうだった。スキマ時間の度に何をしようか迷い、そして、そのスキマ時間をムダにしていた。

そんな無駄な時間を防ぐために○○の時間にはコレを勉強すると決めておくと良い。もし、10分のスキマ時間があっても、そこで5分迷ってしまったら、ちょっともったいない。

あくまで筆者の一例だけれど、以下のようにスキマ時間の長さと学習内容をあらかじめ決めている。

もし通勤中(30分以上で声が出せない)であれば、リスニングに集中して、CMの時間(10分未満)であれば単語の復習に充てるようにしている。

時間	状態	学習例
30分以上	声は出せない	リスニング、リーディングの勉強
30分以上	雑音がうるさい	リーディングの勉強
30分以上	声は出せる	オンライン英会話、スピーキングの勉強
10分以上	声は出せない	文法の勉強
10分以上	声は出せる	音読・シャドーイング
10分未満	声は出せる	単語・文法の復習

効率的な学習法を見つける

スキマ時間の勉強って一体何をすれば良いのかと悩んだことはないですか？がっつり長時間勉強するときとは違い、スキマ時間は場所や目的によって、向いている様々な学習法がある。

アプリ

英語学習向けのアプリは持ち歩きの前提で構成されている。そのため、スキマ時間学習にはピッタリだ。そして、記録やメモを残せる機能があるものも多いから、落ち着いたときに復習も実施しやすい。

また、様々な技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)に対応しているアプリがあり、自分の学習に最適なものが見つかりやすい。

本

単語学習、フレーズ学習、文法の勉強では本が活躍する。また、本であればアプリよりも自由にメモや分かりやすい付箋を貼ることが出来る。

そして、夜寝る前にスマホを見たくないときでも本であれば安心して勉強を出来る。スマホの水没が怖い人はお風呂でも本での学習が大活躍する。

自分のメモ

自分の苦手な単語、苦手な発音、覚えたいフレーズなどメモとなる材料は無限大だ。そして、自分で積み重ねたメモは一番自分に適した復習の材料になってくれる。

紙のメモであれば、本と同様に寝る前や、お風呂でも気兼ねなくスキマ時間の勉強ができる。

スキマ時間の英語学習だけではダメ

スキマ時間でも十分に英語学習は可能だ。しかし、スキマ時間の学習だけで、英語習得をするのには大変な時間が掛かる。

もし効果的に英語学習を進めたい場合には、スキマ時間＋しっかりと集中して学習する時間の併用が一番だ。以下に併用した学習方法の例を挙げているが、併用することで英語の習得スピードのアップが期待できる。

スキマ時間を最大限に活用するためには、しっかり確保した時間の学習も重要ポイントになってくる。

時間帯別に学習法を変える

人間の脳は朝起きてから夜寝るまで、時間帯別に得意なものと苦手なものがある。時間帯別に脳の得意な学習方法を行い、苦手な学習方法を避けることで科学的にも効率的に英語を勉強することができる。

朝～昼

起床後の約3時間は脳にとってのゴールデンタイプ。一番脳が効率よく働くため、集中力やクリエイティブを要するものが向いている。

たとえば、前夜に勉強した単語やフレーズの復習などは朝の時間にピッタリだろう。もし、声が出せる環境で眠気がある場合は英文の音読なども脳のウォーミングアップと目を覚ますためにオススメだ。

昼～夕方

ランチの後はどうしても眠くなりやすい。そのため、少しエンターテインメント性の高い勉強法がオススメ。アプリのクイズを解いてみたり、オンライン英会話で先生と話すなどがオススメだ。また、自分の頭を働かせるのが辛いときは、過去にリスニングした内容の復習なども向いている。

夜

睡眠と記憶は密接にかかわっている。脳は睡眠前の学習内容を睡眠中に整理して、記憶として定着させる仕組みを持っている。そのため、夜の特に寝る前は単語帳などの暗記物を重点的に勉強するのがピッタリ。

スキマ時間の英語学習にオススメ教材

スキマ時間に英語の勉強をする場合には机で学習するときとは異なるツールが必要になる。ここでは、スキマ時間に学習するときに便利なツールを紹介しています。

アプリ

スキマ時間の学習に合わせて構成された学習アプリスタディサプリ。今回のテーマに合わせて、ビジネス英語コースとTOEICコースを紹介する。

スタディサプリEnglish　ビジネス英語コース

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スタディサプリEnglish　ビジネス英会話

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本・書籍

DUO　3.0

• 英語学習者の中で最も人気のある英単語集の一つ
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• 単語単体よりも例文は人間の記憶に定着しやすい！
• 音声は別売り

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自分のメモ

自分の苦手な部分というのはマメに復習が必要になる。そこでスキマ時間の復習というのはベストな方法。

自分がメモしたものはすでにあなたに最適な形でカスタマイズされている。これを数分確認するだけでも効果絶大なので、メモをこまめに確認する学習法はぜひ実施してほしい。

筆者がスマホのメモ帳として活用しているアプリはGoogle Keep。リマインダー機能もあるので、１週間ごと、1か月ごとなど設定をして定期的に通知が届く。

忘れたころに学んだ単語の通知が届くので、新しく学んだ単語やフレーズも記憶に定着しやすい。

スキマ時間英語学習：まとめ

スキマ時間の学習はバカには出来ない。ポイントを押さえて、計画的に利用することで英語学習の効率化、そして、転職・昇給・誰かを見返したい・モテたいなどの実現の手助けになるはずだ。